十五年前に群馬県で開催した全国大会で進行係を担当した。その時に自分自身に課した事が「絶対に走らない。眉間にしわを寄せない」です。返して言えば「笑顔で歩く」である。
どんなに急いでいても走ってしまうと、焦っている気持ちが伝わり観客は心配する。眉間にしわを寄せていれば尚更です。
今回はこの課題を実行委員の方々や、観覧にお越しになった本県組合員さん達と共有したいと思っています。全国から集まる観覧者は、実行委員の仕事がいくら裏方仕事とはいえ、どこかで見ています。「群馬おもてなし隊」の一員として観覧している本県組合員さんにもホスト県としての接待役を期待しています。
心を亡くすと書いて「忙しい」です。遅れてしまっても、忙しく取り返す必要はありません。焦れば余計に遅れます。焦らず笑って歩きましょう。
私を含め全員が、笑顔で歩いていれば、会場や選手の異変にも気付くかもしれません。観覧者の要望が見えるかもしれません。
とにかく、歩く、笑う。高崎アリーナが温かな空気に包まれるように。