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町田

Vol.9 296号【カチンときた本】

 全国の美容室で一番多いのは、一人経営の美容室である事は周知の事実です。一人経営だからといって、一匹狼だという事ではありません。特に美容組合に所属している皆さん方は、組合という巨大組織の一員であり、組織人であります。

 昨日読み始めたが、すぐに閉じた本がありました。「自分はまだ若い」と思うなら、まず行動をする。「自分はいい年だ」と思うなら、頭を使う。

「自分は老いた」と思うなら、聞く耳を持つ。

 組織人として、さも模範的な在り方云々が書いてあるが、この組合と照らし合わせても、年代別の捉え方からみても、到底理解できなかった。年代と行動を一律化した組織が存在するはずがないし、それ程単純である訳がない。

老若男女が入り交じりながら、上手にバランスをとって成り立つのが組織。加えてこの組合は、県内全域、みんなが経営者、非常に特殊な組織です。それでも、みんなで協力し合って、しっかりと団結を守っている。

「美容組合。なめるなよ」

と言いたい。



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