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6月16日
Vol.24 312号【残る言葉 その3】
「上り坂と下り坂。どっちが多い?」 子供の頃、なぞなぞで出された問題が今でも記憶に残っている。 小学校への通学路を思い浮かべ「上り坂」と答えると「ブーッ。同じだよ」と高笑いする友達の顔までも。 人間の成長は、間違いや失敗が糧になっているというが、そういう意味では無く、このな...
6月15日
Vol.23 311号【残る言葉 その2】
今から11年前、私が副理事長に就任した年、伊香保で開催された営業指導センターの懇親会に参加した。当時のセンターの理事長が飲食組合の加藤理事長(次の理事長は松本一郎氏)でした。世界中がリーマンショックの影響を受けている最中、この懇親会の冒頭で「難しい時に、難しい顔をして、難し...
6月11日
Vol.22 310号【無観客】
緊張する人の言い分に「大勢の人前に出るのが苦手」という事がある。目の前の人をジャガイモと思えとか助言を出したりもする。確かに人前で気を抜く事の方が礼を欠くので、普段以上に力が入るのが普通だと思う。しかし、「力を入れる事が普通」の状態にしてくれるのは、観客がいてくれるからこそ...
6月10日
Vol.21 309号【一言足りなかった】
毎年開催している衛生管理講習会の前段で、今年は犯罪被害者支援センター「すてっぷぐんま」から講師を招いて講演を頂くことになった。 講師の依頼を済ませ、会場となる保健所の許可を得るべく吾妻保健所の担当のK氏に「保健所の講義の前に被害者支援センターの講演を組み込みたいので、よろし...
6月8日
Vol.20 308号【哀愁の吾妻線】
演歌の題名にあっても不思議じゃないと思う。 JR東日本の中でも代表的な赤字ローカル線で、常に廃線議論に挙げられる。名湯草津の玄関駅となっている事で存続しているが、この路線で高校に通う生徒も大勢いて、私もその一人だった。今は八ッ場ダムとのセットで駅も路線も新しくなった。そんな...
6月7日
Vol.19 307号【縒り合わせる】
赤と白の絵の具を混ぜるとピンクになる。赤い糸と白い糸を縒り合わせると、それぞれの色は混ざる事なく一本の糸になる。 組織同士の協力は、混ざり合い違う色になる事ではなく、それぞれの特色を生かし太い糸になる事が基本論理だと思う。この組合には、学校、保健所、金融公庫、指導センター、...
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